Delphi/400活用!Web受注サイト構築による『お客様へのサービス向上』と『受注業務の効率化』
掲載日:2010.01.26
事例概要
『注文受付時の在庫照会等、お客様へのサービス向上』および『出荷指図の工数削減』を目的として、お客様向けWeb受注サイトをDelphi/400で構築。リアルタイムな情報提供と受注業務の効率化を実現した。
事例情報
| お客様名 | 東洋佐々木ガラス株式会社 |
| 導入年度 | 2008年 |
製品情報
| 提供会社名 | 株式会社ミガロ. |
| 事例種別 | 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア) |
| 製品・サービス紹介URL | http://www.migaro.co.jp/contents/products/delphi400/point/index.html |
| 特記事項 | Delphi/400はIBM i 既存資産(RPG、DB等)をそのまま活用できるIBM i GUI/WEB化実績No.1ツールです。 画像表示、グラフ表示、自由な画面サイズ、Excel連携、など既存の5250画面では不可能だった機能を簡単に実現できます。 |
背景
ガラスメーカーとして幅広い製品を販売。2000社以上のお客様からの注文は、95%がFAX経由であった。製品点数が多い上、得意先数は増加しており、受注業務の合理化が課題となった。対応策として、電子帳票やFAXサーバー導入によるファイリング工数削減等を順次行ってきた。今回のWeb受注システム構築は、一連の合理化策の延長線上にあり、出荷指図の工数削減とともに、顧客サービス向上を目的としたものである。
導入前の課題・ニーズ
お客様からFAX経由で、多くの注文を受け付けているが、そのうち、Web受注サービスの当初導入を目指している40社からの1日あたりFAX注文書件数は約700件に達している。注文前には、お客様から事前在庫確認の電話問合せを受けているため、回答業務にかなりの工数を要していた。また、お客様にとっても問合せの手間が負担となっていた。FAXで受信した注文書は、専用のFAXサーバーで読み取り、画像データとしてデータベースに保管している。この注文データを見ながら伝票入力を行い、返信用FAXサーバーから納期回答を行っていた。イメージデータである注文データは、オペレータがシステムに手入力する必要があるのは勿論のこと、お客様毎に注文書の書式が異なるので、伝票入力に時間がかかり、出荷指図を行う工程までかなりの時間を費やしてしまうという問題点を抱えていた。そこで、『注文受付時の在庫照会等、お客様へのサービス向上』 、 『出荷指図に至る業務処理工数削減』を目的としWeb受注サイトの構築を行うことになった。
解決方法
Web受注システムの開発言語としてJavaとDelphi/400を検討した。日頃開発を委託している会社がJavaとDelphiに精通していたことがその理由である。結果として、IBM iファイルをリアルタイムにアクセス可能な点、IBM i のDBとそれ以外のDBを1つの画面でメンテナンス可能な点、GUI化とWEB化双方の開発が同一ライセンスかつ同一スキルで可能になる点などを評価し、Delphi/400の採用を決定した。
開発仕様の決定に際しては、主要な得意先10社から事前ヒアリングを行い必要な要件を明確にした。また、下記のような様々な工夫を行っている。
開発にあたり先ずセキュリティの確保を優先し、セキュリティ製品としてe-JANネットのCACHATTOを採用した。このソリューションにより、SSL通信でワンタイムパスワードの利用が可能となった。また携帯電話やモバイルPCから利用できることも採用の決め手となった。
開発過程では、レスポンスに問題があったが、Delphi/400のJob起動機能を活かして、検索処理をIBM i側で実行することにより大幅に改善することができた。
受信データは一度サーバー内のフォルダに保存しウィルスチェック実行後IBM iに取り込んでいる。受信データの欠落防止のため、IBM iに受注データとして取り込んだ結果の件数と、受信サーバーに直接保管したバックアップデータ件数の一致を確認し、一致した場合のみ得意先に送信完了のメッセージを返却している。不一致の場合は、システム担当者宛てに連絡をするようメッセージを表示する仕組みとしている。
受注データのフォーマットは得意先の形式に合わせるようにし、自社側でフォーマット変換を行っている。これは、お客様に取り組み易いシステムを提供することにより、システムへの参加を促進するためである。フォーマット変換プログラムは、開発工数の少ないDelphi/400で行うことにより、効率的に開発することができた。
FAXで受注したデータとWebで受注したデータは一つの画面で照会することが可能で、この画面から出荷指図処理が行える。また、お客様からもWeb注文とFAX注文の併用が可能な仕組みとし、両方の注文が一覧できる照会画面を提供した。
導入後の効果
Web受注サイトをシステム化したことにより、お客様が使用する在庫照会や発注処理に、画像を一緒に表示したり、スペック表データを提供したりと、結果として競合他社と差別化をしたサービスを提供できるようになった。同時に、お客様からの在庫問合せに対応する必要がなくなり、社内工数の削減も実現することができた。
サービス開始当初は目標である40社の利用を目指し、普及に力を入れている。利用ユーザーの候補である40社からの注文を、Web受注サイトから注文があったと仮定して試算してみたところ、FAXで送られてくる1枚当たりの受注処理時間を約30秒短縮でき、全体では受注センターのオペレーター2名分に相当するコスト削減を期待できる。また実際にWeb受注サイトを利用した場合、お客様は導入前に比べて10分の1程度の業務削減が可能になると予測している。
また、注文を受け付けた受注データをCSVデータなどでお客様にフィードバックすることで、お客様社内の業務システムで活用して頂くことも可能となり、今後、多様な業務改善効果も期待できる。
提供会社
| 事例提供会社名 | 株式会社ミガロ. |
| 事業区分 | 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)、受託開発 |
| 本社所在地 | 〒552-0017 大阪市浪速区湊町2-1-57 難波サンケイビル13F |
| 企業URL | http://www.migaro.co.jp/ |
| 電話番号 | 06-6631-8601 |
| FAX番号 | 06-6631-8603 |
お客様情報
| お客様名 | 東洋佐々木ガラス株式会社 |
| 企業規模 | 501~1000名 |
| お客様所在地 | 関東 |
※本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
※記載された会社名および製品名などは、該当する各社の登録商標または商標です。







