JC/400で自動車リース情報提供サイトを再構築

掲載日:2010.01.26

事例概要

自動車リース情報提供サイト「J-line」を旧Javaシステムに代えてJC/400を採用して全面的に再構築。これにより社内のRPGスキルとIBM i の既存資産を活用したシステム開発・保守が可能となった。


事例情報

お客様名 株式会社ジャストオートリーシング
導入年度 2009年
フェーズ 要件定義、設計、構築(開発・カスタマイズ)、テスト、移行、研修
プロジェクト期間 8ヶ月
開発言語 その他

製品情報

提供会社名 株式会社ミガロ.
事例種別 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)
製品・サービス紹介URL http://www.migaro.co.jp/contents/products/jaci400/point/index.html
特記事項

JC/400はJavaの記述を一切必要としないIBM i 対応のWeb開発ツールです。画面はHTMLで自由に設計し、プログラムはすべてRPG/COBOLで開発できます。“既存のスキルだけ”でWebシステムの構築が可能なので、社内のRPG/COBOL開発者により、業務ニーズに速やかに対応できます。さらに、CSV出力・Excel/WordなどのWebからのアウトプット機能も標準で提供しています。

背景

自動車リース情報提供サイト「J-line」は、サーバおよびシステム老朽化に加えリース会計制度変更などの必須要件も発生しており、早急な対応が必要となっていた。しかし既存Javaシステムの場合、社内で保守ができないうえ、サーバーリプレースに伴う対応で新規構築時と同等の費用が発生する問題を抱えており、自社のRPGスキルで開発・保守が可能なIBM iのWEB開発ツールによる再構築を行うこととなった。


導入前の課題・ニーズ

自動車に関する多様なニーズに応えるフルメンテナンスリースを展開する上で、リース情報提供サイトは、顧客満足度向上やサービス差別化のために極めて重要であり、細かい顧客要望を取り入れてタイムリーに改善することが必要だった。旧J-lineは、PCサーバーとJavaアプリケーションの組み合わせで構築されていたが、このJavaアプリケーションは外部の開発会社に委託して開発していたために、何か修正が発生した場合に社内のシステム担当者で対応することができなかった。そのためプログラムの修正に時間がかかるほか、修正に伴い費用が発生してしまうなどの問題を抱えていた。 J-lineの再構築にあたり、システム担当者にJavaを覚えさせるという選択肢もあったが、Javaは高いスキルが要求される言語なので全員に覚えさせるのは困難であった。一方、システム導入当時よりIBM iを使用していたことから、システム担当者のほとんどがRPG開発に必要なスキルを持っていたのでRPGを生かせるWeb開発ツールを検討していた。もちろん、旧J-lineと同等の機能を実現できること、ベンダーのサポートがしっかりしていることも重視した。


解決方法

J-lineの再構築にJC/400が採用された理由は大きく四つある。まず社内でシステムの開発、保守、運用が可能なこと、次に旧J-lineと同等かそれ以上の画面および機能を実現できること、そして必要なセキュリティー要件を満たしていること、最後にデータベース(DB)サーバーとしてPCサーバーでなくIBM iを利用できることである。 JC/400では特長の一つであるシンプルな操作性により、IBM iで動作するRPGを容易にWeb化することができる。これにより、既存のRPG資産や開発担当者の経験やスキル、ノウハウなどを有効に活用しながらWeb対応システムを開発することが可能となった。またHTMLで作成した画面イメージとRPGで開発したロジックを容易に組み合わせることもできるので、旧J-lineと同等の機能を短期間に実現することができた。これにより、これまでと同様にJ-lineを違和感なく利用できるのはもちろん、さらに自分たちで便利に拡張できることができるJ-lineの再構築となった。システム再構築のポイントは、顧客が直感的に使用できる使いやすい画面デザインや画面遷移を実現すること。たとえばログイン画面では、JC/400が提供する標準のログイン画面を使用するのではなく、旧J-lineと同等の機能とデザインを持つログイン画面を構築している。また画面遷移では、JC/400がセキュリティー上の仕様によりブラウザーのツールバーが表示されないので、画面に「戻る」ボタンを配置する仕組みを開発した。さらにJC/400では、SSLによるセキュアーな通信ができることやHTMLソースが表示されないことなどの基本的なセキュリティーはもちろん、IBM iのセッション管理などの機能も搭載されており、WRKQRYによりエンドユーザーのログオン状況を把握できるようになっている。 2008年2月にJC/400の導入を決定。7月よりシステム開発がスタートし、2009年2月より旧J-lineと並行稼働を行い、3月に本番稼働を迎えた。新しいJ-lineは、顧客がブラウザーから行ったリクエストをHTTPサーバーが受け取り、そのリクエストがWebSphereを通じてIBM iに送られ、JC/400により対応するRPGが処理され、処理の結果を顧客に戻すという仕組みでサービスを提供している。


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導入後の効果

JC/400の導入効果によってIBM iのRPG資産をそのまま使えるので、これまで外部に委託していたJava開発がなくなり、自社でのシステム開発や保守が可能になった。これによりJ-lineの開発工数や開発コストを大幅に削減に成功。従来PCサーバーとIBM iの両方で管理していたデータベースをIBM iに統合できたこともJC/400を導入した効果のひとつ。旧J-lineは、PCサーバーをベースに構築されていたために、IBM iの夜間バッチ処理で約4時間かけてデータを移行していたが、JC/400を導入したことで、IBM iのデータをそのまま利用することができ、ハードウェア台数を削減することもできた。またIBM iをプラットフォームにしたことで、システムの信頼性はPCサーバーとは比べものにならないくらい向上している。現状でもDMZにPCサーバーはあるが、PCサーバーの数が減ればリスクも削減できる。顧客から見ると画面デザインは変更されたものの、提供されるサービスはほぼ同じなので現状では大きなインパクトはないかもしれないが、今後、顧客のリクエストに迅速に応えることができるのは大きな効果だと考えている。


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提供会社

事例提供会社名 株式会社ミガロ.
事業区分 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)、受託開発
本社所在地 〒552-0017 大阪市浪速区湊町2-1-57 難波サンケイビル13F
企業URL http://www.migaro.co.jp/
電話番号 06-6631-8601
FAX番号 06-6631-8603
事例URL http://www.migaro.co.jp/contents/case/list/jaut.html

お客様情報

お客様名 株式会社ジャストオートリーシング
企業規模 101~500名
お客様所在地 関東
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※本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
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