コンサルティング事業の強化を目指し各システムを刷新。基幹となる販売管理と各システムの連携も強化

掲載日:2010.10.19

事例概要

コンサルティング事業の強化を目指し各システムを刷新。Delphi/400で構築した販売管理システムFAINSは、前回(2005年リリース)と今回(2010年リリース)の2度に亘る開発で、顧客管理や各システム連携の強化などの改善を実現した。


事例情報

お客様名 株式会社船井総合研究所
導入年度 2010年以降
フェーズ 要件定義、設計、構築(開発・カスタマイズ)、テスト、移行
開発言語 Delphi

製品情報

提供会社名 株式会社ミガロ.
事例種別 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)、受託開発
製品・サービス紹介URL http://www.migaro.co.jp/contents/products/delphi400/point/index.html
特記事項

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背景

基幹販売管理システムFAINSは、当初Delphi/400以外のツールで開発されたが、事務効率の向上などを目的として全面的な再構築を検討。同ツールは高額なため継続せず、社内の他のサブシステムで高評価を得ていたDelphi/400が開発ツールとして採用された。さらに数年が経過し、全システムの再構築が必要な時期が来ていたため、基幹販売管理システムについても再構築を検討。前回の開発実績を評価し、現行FAINSの機能強化で対応することとした。


導入前の課題・ニーズ

■前回再構築時(2005年リリース)
旧FAINSでは以下の課題が挙がった。
・業務フローが複雑なため、事業部毎の専門の担当者が、売上入力、交通費申請などの入力を行なっており、コンサルタント自身では事務処理が出来なかった。
・顧客情報が一元管理されておらずデータの信頼性が低かった。
・プロジェクトが完了してから請求書発行までに時間がかかっていた。

■今回再構築時(2010年リリース)
前回の再構築でDelphi/400導入により前述の課題を解決したが、他システムを含め横断的な再検討が必要な時期が来ていた。
検討の結果、次の5つをシステム再構築の目的とした。
・カスタマーリレーションシップマネージメント(CRM)の向上
・タイムリーかつ精緻な予算執行管理の実現
・社員モチベーション&モラル向上
・ステークスホルダーに対する企業価値の維持・向上
・ローコスト化と業務効率の向上
これらの目的は単独のシステムだけでは達成できるものではなく、基幹システム及び関連する全てのシステムを見直すこととした。FAINSについては、操作性の改善による業務効率の向上や、顧客管理の向上が特に課題となった。


解決方法

■前回再構築時(2005年リリース)
入力方法や処理フローが複雑な売上入力、交通費申請、会員データ入力などの各画面を改善することにより、専門の営業事務担当者でなくコンサルタント自身で業務入力が行なえるようになった。
また、顧客の住所マスターを整備することにより、見込客も含めた顧客データを一元管理できるようになった。
その他、営業支援システムからのデータ連携による請求書発行処理の早期化、顧客情報などの各種照会画面の充実、といった成果をあげることができた。

■今回再構築時(2010年リリース)
顧客管理に関しては、先ず、外部の企業情報評価データベースとの連携を行なった。同社のコンサルティング対象企業は、業種も規模も非常に多岐にわたる。このためコンサルティングの依頼を受けたときに、当該企業のプロフィールを把握することが重要だが、FAINSと上記DBの連携によりこの目的を達成した。また、サービス提供済み顧客については、売掛や未収の状況を把握しやすくした。さらに、主催する研究会やセミナーへの申し込み情報をきめ細かく登録・照会できるように改善したことにより、新規顧客基盤の拡充への取組みが容易になった。
入力の操作性については、現場のコンサルタントやアシスタントからの要望にきめ細かく対応し改善を行なった。
また、決算処理の改善のため会計パッケージが変更になったが、これに伴い、会計の元データを作成しているFAINSの仕訳データ作成処理も大きく変更した。FAINSは会計システムへの仕訳データ連携を始めとして、営業支援システムや、人事システムとの間でデータ連携を行なっている。従来のシステム構成では、システム間のデータ反映に30分程度のタイムラグが発生することが大きな問題であった。この問題を解決するために、データ連携ツール「ASTERIA」(インフォテリア)を導入した。ASTERIAは各システムの連携データ間のマッピングを行ないながらデータ型の変換を行なう。また、データ連携エラー等の処理結果を管理する機能も備わっている。FAINSで更新したデータはIBM i のDB2/400に格納される。別トランザクションでASTERIAを起動すると、ASTERIAが定義された送信DBと受信DBをインターフェースする仕組みである。今回の再構築では、出来るだけリアルタイム連携に近づけるために、データ連携を5分毎に起動することとした。


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導入後の効果

■前回再構築時(2005年リリース)
以下の具体的な改善効果があった。
・事務作業の軽減により、事務処理に関わる人件費を大幅に削減できたことが最も大きな効果であった。
・月1回まとめて発行していた請求書が、翌日から翌々日には発行できるようになった。
・顧客データの信頼性向上により、ダイレクトメールの誤配率が下がった。

■今回再構築時(2010年リリース)
再構築の目的の一つである顧客管理(CRM)に関しては、FAINS業務入力の改善により与信管理面とマーケティング面の双方で効果があった。
与信管理面では、外部企業情報データベースの利用により、新規に申込みのあった顧客の信用情報が確認できる。また売掛・未収の管理機能も強化した。
マーケティング面では、セミナー・研修等の業務入力情報を充実させ、コンサルティング対象の見込客へのアプローチが容易となった。
システム関連の効果としては、データ連携時間の短縮と連携手法の確立が挙げられる。データ連携ツールASTERIAは、Oracle、SQL Server等の各種DBに加えてDB2/400を取扱対象としている。Delphi/400と他システムの連携手法として新たにASTERIAという実績と選択肢が加わることになった。
また、今回の再構築はマルチベンダー体制で運営されたが、同社ではプロジェクト推進に一体感が生まれたことを評価している。


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提供会社

事例提供会社名 株式会社ミガロ.
事業区分 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)、受託開発
本社所在地 大阪市浪速区湊町2-1-57 難波サンケイビル13F
企業URL http://www.migaro.co.jp/
電話番号 06-6631-8601
FAX番号 06-6631-8603

お客様情報

お客様名 株式会社船井総合研究所
企業規模 501~1000名
お客様所在地 関西
お問い合わせはこちらから

※本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
※記載された会社名および製品名などは、該当する各社の登録商標または商標です。

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