5250仮想デスクトップサービス利用へIBM i スプールのPDF化で印刷ニーズに対応

掲載日:2011.01.24

事例概要

●ドットプリンタの複写伝票をカット紙化
●スプールファイルのPDF化で印刷ニーズに対応
●「UT/400-iPDC」でPDF化した出荷指図書を倉庫へ自動メール送信

●プリンターセッションと専用プリンタの運用を廃止


事例情報

お客様名 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社
導入年度 2010年以降

製品情報

提供会社名 株式会社アイエステクノポート
事例種別 ソリューション販売
製品・サービス紹介URL http://www.istechnoport.co.jp/product/ut400/ipdc.html
特記事項

■UT/400-iPDC   - グラフィカルPDF作成ツール -

背景

伊藤忠丸紅鉄鋼は、伊藤忠商事と丸紅の鉄鋼部門を分離・統合し2つの巨大総合商社が展開する地球規模のネットワークを活用し、国内・海外に100を超える拠点、事業会社、数万社にのぼる取引先を擁するなか、一部の特殊鋼については、全国の倉庫会社と提携して入出庫や保管業務を行っていたが、新倉庫の運用が決定。入出庫に関する業務を支援するため、同社では各倉庫会社に5250エミュレータを搭載したWindowsPCと5577系のドットプリンタを各1台ずつ導入しプリンターセッションで運用していた。これらの機器類や通信コストは伊藤忠丸紅鉄鋼側が負担していた。


導入前の課題・ニーズ

●5250仮想デスクトップサービスで倉庫の端末環境を効率化

 

各拠点に設置されたPCの不具合等で本社からサポートに向かうケース、あるいは機器の入れ替えやOSのバージョンアップが必要になる場合もあり、少なからず運用管理負荷が発生。そのため新倉庫への導入に際しては、もっと効率的な端末環境を実現できないか検討。同社が着目したのは、丸紅グループが提供する仮想化デスクトップサービス「VIRTUATOP(バーチャトップ)」である。このサービスでは、同グループが運営するデータセンターのPCサーバー上に、5250環境を含む伊藤忠丸紅鉄鋼のシステム運用に必要なデスクトップ環境が用意されている。各地の倉庫会社は、自社が保有するPCを使ってインターネット経由でURLにアクセス。IDとパスワードを入力すると、5250環境がそのPC上で利用可能になるという仕組みだ。シンクライアント型でデスクトップ環境を利用する一種のクラウドサービスであり、倉庫側に5250エミュレータや専用プリンタを導入する必要が一切なくなるのが利点である。「VIRTUATOP(バーチャトップ)」は1台ごとに固定の使用料が発生するが、同社では各倉庫会社への機器類の導入や通信コストと比較して、コスト削減効果を十分に見込めると判断した。さらに、各種のサポート業務からも解放されるメリットを評価して、採用を決めた。ただしこの時、倉庫業務では紙への出力が不可欠である出荷指図書の印刷をどうするか、という問題が浮上した。


解決方法

●スプールファイルのPDF化で拠点サイドの印刷ニーズに対応

                                                                                                 いくつかの手段を検討した結果、IBM i上のスプールファイルをPDF化し、メールに添付して送信すれば、プリンターセッションを利用せず各倉庫会社のオフィスプリンタで印刷できると考えました。そこでスプールファイルをPDF化するツールを検討。複数のツールを比較検討した結果、品質やサポート体制を考慮し国産製品であり、伊藤忠グループや丸紅グループなどを含め豊富な導入実績のある「UT/400-iPDC」と、「UT/400メール配信オプション」の採用が決定した。UT/400シリーズは、専用PCサーバーを必要とせずIBM i (AS/400)上で運用が可能な点も選定理由になっている。


●UT/400-iPDCの機能を活用

                                                                              同社ではこの機会に、項目数を増やすなど以前から寄せられていた要望を満たすべく、帳票フォームを一部変更しようと考えていた。また従来は5枚の連続帳票に印刷していたが、倉庫会社によって必要とされる帳票の枚数も異なるため、各拠点のニーズに応じてカスタマイズする必要も生じていた。UT/400-iPDCは、スプールファイルからPDFを生成する機能性に優れるほか、フォーム設計機能や複写伝票からカット紙への移行機能などを多く搭載・サポートしていたのでその機能を活用。また、IBM i 上で運用できるなかQRコードやバーコードなどの付加もUT/400-iPDC側で簡単に行うことができ帳票デザインもPCのGUIで簡単に作成することが出来たのだ。


導入後の効果

●新倉庫の稼働と同時に、VIRTUATOPとUT/400-iPDCによるPDFファイルの運用をスタート


それから順次、各拠点への導入を進め、現在は出荷指図書のほかにも、倉庫業務で利用する別の帳票類もやはり同じ仕組みでPDF化し、メールで送信している。UT/400は、処理数などによるライセンス体系ではないため必要な時にスプールを設定をするだけで綺麗なPDFが即座に生成できるため、今後の対象帳票の拡大や事業・業務の拡張などにも柔軟に対応が可能になっている。5250の仮想デスクトップサービスの利用拡大に従って、UT/400-iPDCで生成したPDFの活用ニーズも高まっていくことになりそうだ。


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提供会社

事例提供会社名 株式会社アイエステクノポート
事業区分 製品販売(ハードウェア、ソフトウェア)、受託開発 □アウトソーシング、ソリューション販売、アプリケーションパッケージ
本社所在地 東京都港区芝5-1-13三ツ輪三田ビル9F
企業URL http://www.istechnoport.co.jp
電話番号 03-5765-2501
FAX番号 03-5765-2506
事例URL http://www.istechnoport.co.jp/sample/pdf/misi.pdf

お客様情報

お客様名 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社
企業規模 501~1000名
お客様所在地 関東
お問い合わせはこちらから

※本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
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